農業法人ラクエは天地神明に誓ってブラック会社ではありません。

俺が勤めてた農業法人、ラクエの伝説を一部公開します。


・朝3時から勤務開始。1日15時間労働は当たり前、社員なら20時間労働も。

・全員が過労死基準(20日勤務×80時間残業)の倍ほどの労働を強いられる。

・クレームが来ると、作業に参加していないアルバイトに責任を負わせ、退職まで追い詰める。

・解雇通告を5日前に出す。全寮制なので行き先がなくホームレスになる人も。

・アルバイトに収穫をさせておいて、社員は昼寝かFacebook。

・アルバイトは日給制なので、残業代は安心の0円。

・法人としてのお金は2013年に尽きており、取引先の援助で運営している。が、別の取引先にこっそり卸し、裏帳簿をつけて儲ける。

・業務時間外に公式ブログを強制で書かせる。書かないと解雇される。

・会社都合解雇なのに「本人の希望で辞めました」と通知が出される。

・ベトナム支社で働いていた日本人従業員が失踪。

・「仕事が終わってないなら寝ずに働け。さもなくば責任を取れ」が社風。

・入れ替わりが激しく、「辞めさせれば?」「要らなくね?」が社長の口癖。

・社内の既婚者全員が離婚歴あり。

・元社長夫人は相次ぐ不倫にキレて毎朝ヒステリックに怒鳴る(従業員の目覚まし)。家中の電化製品の電源コードを切断し、社長のベンツで事務所に突っ込む。

・優秀なアルバイトも「ここの社員だけはなりたくない」と退職する日を目論む毎日。


いやー、このブログも迂闊なこと書けない日々でしたが、これでやっと再開できます。
俺は課長だったり所長だったり別会社の社長だったりしたけど、農業法人ラクエ(Lacue)は断じてブラック会社じゃないよ。本当だよ。

唯一、後輩が「いびさんはラクエを変えようとしていた」と言ってくれていたのが救いかな。

この会社を受ける人が、ネットで検索してこの記事を見つけてくれたらいいなと思うよ。

俺もいろいろ世話になったし、特に恨みはないけど、後輩を駒のように使ったり捨てたりしてたからこの記事を書いたよ。

今は人道的な農業法人で働いているので結構充実してるよ。

そんじゃーね。

仕事と心

 忙しいっちゃ忙しい。
7:00 スマホのアラームがうるさいので目覚める。
7:20 歩いて3分ぐらいの事務所に出社。リンゴ食いながら雑務を消化する。
8:00 朝礼。
8:05 畑仕事開始。雑草とり、苗植え、収穫。川上村の畑は急勾配に位置することが多いので事故が起きやすい(最近軽トラ横転させたった)。
12:00 昼飯。腹を満たしたあとは昼寝したり事務仕事したり
13:00 第2ラウンド開始。標高が高いので晴れの日は日差しが強い。
17:30 畑仕事終わり。アルバイトの人はここらへんで解散。
18:00 解散したにも関わらず事務所でアニメ見たり艦これしたりしてる人達と一緒に、エロゲしながら仕事する。
20:30 近所のスーパーの半額タイムを狙って小休止ついでの外出。夜食を買う。
24:00 ここらへんで眠たくなるので寮に帰る。
24:30 眠たいんだけどオナニーしなきゃなんだか眠れないような気がして、男性特有の射精後虚無感に襲われて眠る。
 管理職だからどうしても労働時間長くなっちゃうんだけど、拘束時間のストレスはあんまりない。畑仕事は「仕事さえできてりゃ喋っててもボーッとしてても良い」みたいなルーズなところがあって、誰かと一緒だったら雑談するし、一人だったら黙々と体動かしてりゃいいし、社交辞令的なデスクワークより個人的には楽に感じる。
 突然、社長が「それ、マンコだなぁ」と、脈絡が全くない下ネタを振ってくるんだけど「そうっすね。マンコっすねぇ」と、こちらもフワッとした感じで返答する。社長は恐ろしく仕事ができる人なんだけど、スイッチが入ると女性器と男性器の話しかしなくなる。下ネタと雑談ぐらいしかしてないはずなのに、なぜか滞りなく仕事が進む。
 ド田舎なのに社長以外出身地がバラバラ。鹿児島から北海道まで、様々な経歴の人がやってくる。新卒、元自衛隊、元スポーツインストラクター、元経理等々。
 ド田舎なので娯楽が飯と温泉とイオンぐらいしかない。「行くなら一緒にいくかー」ってな具合で共有する時間が長くなり、いつのまにか仲良くなってる。
 自分のなかで会社に割く時間の割合が非常に高くなってるんだけど「まぁいっか」と納得できるラインで収まってる。
 対人関係で細々としたイライラは、あるっちゃあるけど、ド田舎農業法人なので「つってもこのメンバーで仲良くなるしかないじゃん?」と開き直って接している。開き直っているうちに「あーこの人はこの人で色々大変なんだなぁ」と視野がちょっとだけ広くなって、そのうち気にならなくなる。
 忙しいっちゃ忙しいんだけど、うちの会社、仕事以外ではルーズで寛容的だから助かってる。フォローできないミスに関しては注意したりされたりするけど、あってその程度だし。なんせ脱走してホームレスしようとしてた人間を新会社の社長ポストに座らせるぐらいだし。
 会社の登記けっこうめんどくさいし。

社長になります

 仕事は好むと好まざるとに関わらず、忙しくなる。

 好きを仕事にすると「あれもしたい、これもしたい」が膨らんでいき、時間が無くなる。
 嫌いを仕事にすると「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」で頭がいっぱいになり、時間が無くなる。

 万が一人間関係でも仕事内容でも悩まされない仕事に就けたとしても、刺激の足りない日常に嫌気がさし、プライベートが忙しくなる。 

 偏った仕事観だな。

 ということで俺はなぜだか忙しい。去年の今頃は半ニートみたいな生活してたけど、忙しかった。今は農業やってて、やっぱり忙しい。
 やることがありすぎて焦るという感覚ではなく「この状況でやることがこれだけ思いつく→全部はできない→忙しい」と、比較的冷静な自分が手を動かしながら観察してる感じっすね。めんどくさいと疎ましがりながらも、頭に浮かんだアイデアを成仏させないことにはめんどくささから開放されないので仕方なく働くみたいな。
 
 めんどくささを回避する機械みたいなもので、半ば自動的に働いています。

 働いていればいろんな仕事が舞い込んでくるもので。

 今度社長になります。

「新しい会社作ろうと思うんだけど、代表やらない?」

 と誘われまして。あー経営権持ったらあれもしてみたいしこれもしてみたいなーめんどくさいなーどうしよっかなーと脳みそ回しながら、

「そのお話、ぜひ受けさせていただきたいです」

 返事しちゃったんですよねぇ。

 経験を積むにも良い条件でしたし、農業やってて最終的には独立したいなーとは思い描いてたんですが。

 まさかこんなに早く叶うとは思ってなかったんですよねぇ。

 半自動的にモチベーションは上がり仕事にも身が入るんですが、やっぱめんどくさいんですよねぇ。

2014年第8週「そういう歳じゃねえから!」

おばちゃんの多い職場にいると、毎日いろんなことが起きます。

おばA「イビサーン!」

俺「はーい?」

おばB(ちょ、ちょっといいって……!)
おばA「フフフwww」

隣の机から、なにやら楽しそうな戯れてる声が聞こえます。

おばA「Bさんがイビサンのことカッコイイって~~~!!(大声)」

俺「……!」

し、仕事中に何話してるんだ彼女達は……!

俺「へ、へぇ、かっこよくはないです、へぇ(小者スマイル)」

中学生の痴話みたいな展開だ。もうそういう歳じゃねえから!俺20代後半だから!Bさんもアラサーだろ!

まったく……。



その日は、事あるごとにBさんを意識するようになりました。


おばB「あっ」

俺「おっ」

自動扉が開くと偶然Bさんが対面に。50センチ以下の距離です。

俺「~~~♪(突如鳴らすよそよそしい鼻歌」

おばB「え、えーと、次はたまねぎだったかな~~~!(白々しい声のボリューム」

違うでしょ!

好きって言われたから好きになっちゃったみたいな、そんな歳じゃないでしょ!もっと大人のCOOLな対応をしようよ!

Bさん3歳の娘さんいるでしょ!旦那さんの稼ぎが少ないと茶化しながらも、自分も働いて娘さんのために貯金してる良いお母さんでしょ!!!カッコイイのはBさんでしょ!

そういうのじゃないでしょ!むず痒いから止めよう!甘酸っぱいの止めよう!



(さすがにそういう歳じゃないので、翌日には元に戻ってました)

2014年第7週「イヤーマフラー」

 上司と相部屋、という特殊な環境で生活していて悟った。

 「騒音をなんとかしないといけない」

 そこで買ったのがコレです。

 上司と起床時間が1時間ほど違うので「まだ寝たいのに物音がする」ときが多々あります。また、「えっ!?ンン~~ッ?」と疑問形のイビキをかく特殊な上司だったので、仕事したいとき集中しづらい。

 そんなときコイツが役立ちます。

 NRR(騒音減衰評価値)=30dB。Amazonの同価格帯ではコスパ高いタイプです。
 元々、チェーンソーで工材を切るときに鼓膜を守る道具なので、遮音性は良いです。家の外で工事してる騒音もまるまるカットしてくれます。

 昔、音が全く響かない「無響室」に入った経験がありますが、そのときの「無音」と同じような環境が作れます。静かな部屋でも「サーッ」と環境音が聞こえたりしますが、そういうのもごっそりカットしてくれます。

 静かな環境が欲しい人にはお手軽な一品。